Keith Haring (キース・ヘリング)プロフィール
希望と夢を残していった伝説のストリート・アーティスト、キース・ヘリング。キース・ヘリングは、アンディー・ウォーホルやバスキアなどと並び、1980年代のアメリカのアート界を代表するストリートアートアーティスト。1958年、ペンシルヴェニア生まれ、「アート」というものを媒体として頻繁に社会的な問題について言及するアーティストで、大衆に大きな影響を与えた活動家としても知られる。ニューヨークの地下鉄構内で行ったサブウェイ・ドローイングが有名。
1988年にHIV感染と診断され、1990年に31歳の若さでなくなるまで、アートを通じてHIV・AIDS予防啓発運動にも積極的に関与。キースは、エイズ関連組織に資金や画像を提供し、彼の慈善活動のための遺産が永久に続くことを目的として1989年にキースヘリング財団を設立。死後も大きな影響を持ち、今なおキース・ヘリングの作品は様々なアイテムの中で登場している。
ファッションでもカステルバジャックなど様々なブランドのデザインに影響を与えたほかスウォッチ(時計)やユニクロ(Tシャツ)とコラボレーションでアイテムを発表している。キース・ヘリングが亡くなってから今日まで、彼の回顧展は世界各地で開催されており、彼がアートを通して常に発信していた「博愛(Love&Peace)」という普遍のメッセージは現在においても衰えることなく、人々の心を魅了している。